12月 2, 2023
函館探偵の探偵レポート / 神秘的な神居古潭へ訪れる
石狩川が上川盆地を抜け石狩平野に流れてる渓谷にある「神居古潭（カムイコタン）」は
アイヌ語でカムイ（神）、コタン（集落）と古き時代から呼ばれアイヌの人々の聖地の場所です。
元々アイヌは北海道と樺太（サハリン）、ロシアのカムチャツカ半島南部にまたがる地域の先住民族でした。
神居古潭の碑の周辺に車を駐車し、立派な神居大橋を歩いて渡ると石狩川が眺められます。
川岸を見てみると小石が川床を侵食し自然の力で造られた「神居古潭おう穴群」があり
旭川市指定の天然記念物でもあります。
ぼこぼこと小さな穴が多く見受けられ、それをアイヌの人たちは
「魔神の足あと」、「魔神の頭」と言い伝えられてきたそうです。
神居大橋を渡ると「九条武子」の歌碑が設置されていました。
九条武子とは（1887年（明治20年）～1928年（昭和3年）は日本の教育者・歌人で
大正期を代表する女流歌人です。晩年は社会運動活動家としても活動されていたそうです。
1922年（大正11年）と1927年（昭和2年）に旭川へ訪れ神居古潭で
「たぎつ波 ましろう白う 岩にちる 神居古潭の くもれる真昼」と歌を詠んだそうです。
階段を登りきると旧神居古潭駅舎があり駅舎内にて椅子に座って小休憩も出来ます。
壁に貼られたパネルを見ると、今年5年7月2日に神居古潭トンネル付近の国道12号線を横断する
ヒグマが目撃されたそうです。
駅舎を出て左手に、蒸気機関車 9600形 29638号機が展示されていました。
その後ろには、蒸気機関車 C57 201号機、蒸気機関車 D51 6号機が連なっています。
9600型は貨物列車牽引機として活躍した鉄道省の貨物牽引用蒸気機関車とのことです。
後から知りましたが、神居古潭は自殺の名所と地元では有名な話みたいですね・・・
特に神居大橋の電話ボックス、神居古潭トンネルは避けた方が良いと第六感？が働きました。
関東出身の私（ブログ担当Ｓ専務です）は代表から夜行くと危険だから止めた方が良いと・・・
私は心霊スポットとは全く知らずに訪れてしまいました。
この日は何も見えませんでしたが、何か不自然な空気の違いに少し戸惑っていました。
あと神居古潭トンネルへ近づいたものの、少し違和感を感じ入る事に躊躇しました（汗
軽はずみ、遊び半分、肝試し気分でその様なスポットへは行くのは絶対に避けましょう。